Super Rugby 開幕戦 vs Brumbies (week 2)

Sunwolvesの開幕戦が東京、秩父宮で2月24日に行われた (week 2なのはSunwolvesはweek 1が休みだったので)。何度も言うが、スーパーラグビーは野球でいうとメジャーリーグ。そこに日本のチームが参加咲いている。サッカーで言えばリーガエスパニョーラに日本のチームが参加してる。どれだけ凄い事か分かって頂けるだろうか?

今年は3年目ということもあり、相手は強豪ブランビーズだがかなり期待をしていた。試合を見て思ったのは互角に戦っている事。そしてディフェンスが80分間を通してよかった。エリア獲得、ラインアウト、スクラムなどは互角。ハンドリングエラーではSunwolvesの方が優っていた、しかし結果は7点差で負け。これは試合を見て僕個人の感想だか何点かポイントがあると思う。

1つは、自陣インゴールラインを背に2回ほどキックで挽回しようとしてチャージを受けてしっかりゲームを切ることができなかった点。これはFW経験者からすると思った以上に体力が消耗する。というのもフォワードは良いボールを出す為に、スクラム、ラインアウトなどで体を張っている。そして一度ボールを出してそこから仕切り直しをしたい。2度チャージを受けたということはハーフバック団(9, 10)が試合中に話し合いうまく回避しなければならない。特にキックを蹴るスタンドオフにいかにプレッシャーをかけないようにするかなどはキャプテンSH流の仕事でもあったと思う。小さい積み重ねだが、こういう所がしっかりできて入れば勝てたかもしれない。

もう1点も自陣インゴールラインを背にしてディフェンスを踏ん張りターンオーバーをした後。SH流が誰にボールパスしたのかは分からないが、不運にもポールに当たってしまいそのボールをブランビーズの選手がインゴールで抑えてトライをされた点。こちらもターンオーバーをしてインゴールから果敢に攻めようという意識があったのかもしれない。それ自体は素晴らしいことだが、やはりここも全員が意思統一されていたのかという点だ。もしかしたらタッチを切って一度仕切り直すと考えていた選手と、ここから攻めようと考えていた選手が別れていたのかもしれない。それがこういった結果につながった可能性もある。もちろんこれは僕の勝手な推測だが意思統一ができていれば回避できた点でトライを防げていたかと思う。

目についたプレーヤーはやはり6番姫野。本当に良い選手だ。オージー選手相手に一歩も引けを取らず相変わらず素晴らしい。キャプテン8番 Willie Britzも良かった。攻守に渡って活躍をしていた。来週はレベルズ戦がまた秩父宮である。去年は最下位位だったが、今年は戦力補強もして開幕戦を勝利している。是非ともレベルズから勝利をして欲しい。

全体的に見たら過去2年と比べて本当にチームのレベルがあっている。スクラムも互角に組めているし、ラインアウトなどのセットプレーも良かった。まだまだ良くなると思うし是非とも頑張って欲しい。

Brumbies 戦ハイライト