メディア戦略

ラグビーで一番有名なチームといえばニュージーランドのオールブラックス。ニュージランドではラグビーは国技で、全国民から応援されている、彼らの試合前にするハカ(マオリ族の伝統的な踊り)はラグビーを知らない人でも見たことがあると思う。日本のラグビーもオールブラックスのような人気になって欲しいと願っている。そうなる為にする一番は勝つ事。とにかく試合に勝ち続けメディアに取り上げられ、ラグビーを知らない人にも情報が伝わるようになる事。それがファン層の拡大につながる。二つ目はメディアでのインタビュー、CMでの使用。実際2015年ワールドカップ後は五郎丸選手が色々なCMで起用されていた。またキャプテン、マイケル リーチや田中なども起用されたCMを視聴したが、どれもラグビーの特徴が生かされているものではなく、タレント扱い、知名度ありきでの起用で残念ながらラグビーの魅力はCMからは伝わらなかった。

オールブラックスの胸のスポンサーは保険大手のAIGだが1年ほど前に作成されラグビーファンだけでなく多くの人から注目を浴びたCMがある。このCMはもちろんAIGの宣伝だが、それだけでなく、オールブラックスの選手の「格好良さ」がでている。しかも撮影場所は東京。これを見て、「ラグビーカッコいい」と思った人も多いと思う(僕はそう願いたい)。2019年ワールドカップ前に日本のブレイブ ブロッサムズの選手を使ったこういったCMを是非とも作成し、スポンサーそしてラグビー選手両方ともwin winになれるようなのが見れる事を願いたい。