Super Rugby 第3戦 Sharks戦 (week 4)

第3戦 (week 4)は日本から遠い南半球の南アフリカでシャークスと行われた。日本は真冬の寒い時期だが、南アフリカは南半球なので夏真っ盛り。気温、気候、そしてアウェーという事もあり厳しい戦いになると思っていた。但し、シャークスも今シーズンまだ未勝利ということもありサンウルブズの初勝利を期待していた。

個人的な理由で試合をライブで観戦することができなかったので全体を見ての批評は出来ないかもしれないが、ここ3試合を見て気になる点があったのであげてみる。

14番ウィングのレメキ。爆発的なスピードとアタック力はチームにとって魅力的だ。しかし、1対1になった時に彼のディフェンス、特にタックルを外される場面だとても多く、相手の得点に繋がってる点が多いのが気になる。下にタックルを入れば止められるところも多々見受けられる。そしてこの試合ではディフェンスランをあげて詰めて外が余り相手に簡単にトライを取られるという場面も見受けられた。ウィングはフィニッシャーでもあるがアタックだけでなく、是非ディフェンスでも頑張って欲しい。

9番(この試合ではリザーブだったので20番)の流。この試合でも自陣5メートルスクラムから押されながらでたマイボールをうまく裁くことができずに相手にそのままトライを取られた。前回の試合でもそうだが自陣でのスクラム、ラックから球を出す際は1つのミスが致命的なミスにつながるのでそういったミスをなくしてほしい。

今回の試合はダブルスコア以上の点差で未勝利のチームであるシャークスに初勝利をあげる形になった。よくない点が目立ったがその中で良かったのは15番に松島が戻って来た事。やはり彼はボールを持ったら何かをしてくれるという期待をさせてくれるし、抜けて来た相手をしっかり止めることができる。言い過ぎかもしれないが、ニュージーランドのオールブラックス、そしてスーパーラグビーチーフスでプレーをしている、ダミアン マッケンジーと同じぐらい良い選手だと思っている。お互い身体は大きくないが本当に良いプレーをしている。次回の試合に期待したい。

Sharks戦ハイライト

ダミアン マッケンジー