小さい頃からラグビーをやっていて、日本代表 Brave Blossomsのゲームを見ていた僕にとっては海外出身の選手が日本代表でプレーすることに対して違和感がなかった。もともとラグビーは当国の国籍が無くても代表になることが可能だ(詳細はまた今後説明する)。しかし、他のスポーツでこういったルールがない為、ラグビーを知らず、初めて国代表の試合を見る人にとって違和感を感じる人もいるかもしれない。ただそう言った選手全員が日本国籍を持ってないわけでは無く、高校生の時から日本に移住しそこからラグビーを始め、日本の国籍を取得し代表選手になっている人も何人もいる。批判的な意見で、外人ばかりのチームに共感できないという人もいるかもしれないが、日本は2重国籍を認めていない為、彼らはおそらく祖国の国籍を破棄してまで日本人として日本代表になっているのである。そうまでして日本代表として戦っている選手たちを批判的に見るのでは無く全力で応援して欲しい。もしあなたが海外に行って日本の国籍を破棄し、その国の国籍を取得することを考えたらどのくらい重大な決断かわかるはずだ。
日本は単一民族なので大多数の人がアジア人である。今でこそ他の人種も増えてきているが、そう言った人を見ていまでも見た目だけで差別があると思う。見た目だけで無く、その人の考え方、生き方などマジョリティーと違うというだけで差別の対象になってしまう。僕が住んでいるアメリカ、ロサンゼルスでは多種多様な民族、思考がありそれが当たり前だ。なのでアメリカ代表と言っても白人、黒人、アジア人、ラティーノなどなどスポーツによって様々である。
ラグビーでは日本代表だけでなく、ニュージーランドのオールブラックス、オーストラリアなど多くの国で海外出身選手が現在住んでいる国で代表になっているのでDiversityという視点で試合を見ても面白いかもしれない。下記CMはオールブラックスが世界からあらゆる差別を無くす為に戦っているという映像だ。2019年9月に日本でラグビーワールドカップが始まる。それまでに少しづつでもいいので差別がなくなり、CMのように多くの人が手を取り合って生活できるようになって欲しい。また映像のように全ての試合で観客席が満員になって欲しい。