9月13日日本代表ブレイブ ブロッサムズの歴史が変わる試合が横浜国際競技場で行われた。この試合を見るために2年ぐらい前にチケットを購入しアメリカから試合を見に行った。この歴史的試合を会場で観れたことは一生の宝物だ。
試合は開始早々にスコットランドにトライを取られるが、日本はそこから落ち着いて積極的に攻めすぐにトライと取り返す。この試合で怪我から復帰で始めて先発になった福岡が素晴らしいランを見せ、さらにタックルを受けながら松島へのオフロードパスが綺麗に決まりトライに繋がった。その後も素晴らしいディフェンス、アタックが続き前半は予想外に日本が大きくリードして終わる。後半はスコットランドの反撃で7点差に詰め寄られるが、15人全員が気迫のこもった素晴らしいディフェンスをして得点を許さず日本は歴史的勝利を得た。
この試合で福岡は本当にMVPに値するプレーだった。2つのトライもそうだが、ディフェンス、そしてハイパントの処理も良かった。とにかく松島と両ウィングは世界屈指といっても過言ではない。今回の試合でもフォワード8人はスクラムでペナルティーを取り、セットプレーが安定していた。そのフォワードの働きがあり、バックスが早い展開をすることを可能にすることができた。次の試合は南アフリカとの準々決勝。1つ修正して欲しい点は、相手の攻撃に耐えた後に田村がタッチキックを狙いそのキックが大きくタッチにきれなかった点。スコットランドはクイックスローから早い攻撃をしかけディフェンスが揃わない為に2トライされてしまった。ラグビー経験者としてはディフェンスで耐えた後は一度プレーを切ってリセットして欲しいと感じる。そういう時に相手からのカウンターを受けるとやはり失点につながりやすいので次の試合では気をつけて欲しい。次の試合も勝つチャンスはあると思う。ぜひともBrave Blossomsには頑張って欲しい!