2019年のワールドカップが終わって余韻に浸っていたらもう来年フランスでワールドカップが迫っている。2020年、2021年にコロナがあり、予定していた強化ができずシックスネイションズや南半球のニュージーランド、オーストラリア、南アフリカと比べて圧倒的に試合数が少ない。
今回の試合はトンガで起こった噴火による津波で甚大な被害があり、そのチャリティーマッチが6月11日に秩父宮で試合が行われた。
この試合に臨む日本のチームはEmerging Blossomsという準日本代表のチームであった。正代表Brave Blossomsになる為にこの試合に出るメンバーはチャリティーマッチとはいえ、真剣勝負で望んでいたと思う。実際試合はしまった展開になり、いい強化試合になったと思う。
私見だが、両ロックの辻、ヴィンピーがフィジカルでとても良かったと思う。特に辻は初代表に向けていいアピールができていたのではないか。次のウルグアイ、フランス戦でも見てみたい。
この試合は一度だけだったが、日本にはトンガにルーツを持った選手がたくさんいる。実際、トンガサムライ15は日本にいる選手だけでチームが組めるくらいだ。是非とも毎年継続的に続けて、日本強化だけでなく、お互いの国の繋がりのためにもやってほしい。
試合はフィジカルでは互角だが、スタミナ、チームとしてのまとまり、そして常に足を止めずに動いていたEmerging Blossomsが31-12で勝利を収めた。
因みに、CNNでもこのチャリティーマッチを取り上げていた。
https://www.cnn.com/videos/sports/2022/06/15/rugby-tonga-japan-heritage-volcano-charity-spt-intl.cnn
*写真はラグビー日本代表Facebookページより